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2024年10月

今日のウルネム


ウルフくんがゴミ捨て場に落ちてるタイプのウルネム
#ウルネム  #ウィッチウォッチ
2024/10/10 20:42:53

夢だったらなんでもできる。


#ウルケイSS #ウィッチウォッチSS  #R-18
18歳以上ですか(Y/N)

2024/10/06 12:36:09

好きの魔法


#ウルネムSS #ウィッチウォッチSS
「私は魔女! 『すべての言語を好き!に変換する魔法』 を使うわ!」
「何その説明口調!?」
「貴方も魔女でしょう!それなら意思疎通できないのは致命的なはずよ!」
「、そ、そうだけど!それにしてももうちょっとこう!?あるでしょ!待ちなさい!やめて!」
「やかましい!時間がないからかけるわ!」
「好き!!(何の時間がないのよ!?)」 
「うまくかかったわね!貴方はこれで色ボケ好き好き魔女よ!」
「す、好き〜!!(ふざけないで〜)」
「これで私の仕事は終わりだから足早に去るわ!!唐突に消えるわ!!」
「好き好き大好きっ!!(ふざけないでよ!!どうするのよこれ!!)」

そういうわけで前略「好き」しか言えなくなった魔女、宮尾ネムです。 

どうにかするにも、頼るあてはここしかない。乙木家に訪ねてきたのはいいが、言葉を吐くのは憚られる。だって好きって言っちゃうもの。どうするの?告白する気もないのに好き好き言って振られて見なさいよ。わたし、立ち直れないわよ普通に。

「どうしたの?ネムちゃん?」
「っ、……」
そりゃあインターホン押したんだから誰か出てはくるわよね?けどケイゴくんじゃなくても良くない?それってなくないかしら?
「え?本当にどうしたの?」
「っす、…………き(言えないわよ)」
「ん?あ、ぁ?え?……え?っ、え?なに、え、今好きって言った??え?すき焼きとか?何?」
あぁ!私ってほんとに馬鹿
「すっ、スキー!(そんなこと言ってないわよおばか!)」
思わず手が出た、だってそんなこと言うから!!好きとか!!好きとか!?っ!!いえ!!言ったわよ!?言ったけど!!それって私の意思ではないのよ!
「どわっ!!!!殴った!?なんで!?デリカシーないから!!?俺のデリカシーが皆無だから!?俺が悪いのこれ!?」
もう、もうしかたないわ!ごめんなさい!ケイゴくん!とても悪いとは思うのだけど!
「す、すきっ(ウルフくんに変わって!)」
「、三日月!?」

ふわりと風吹くように。姿が変わる。狼男。裏側。欲望のまま動く片割れさん。
「あ〜?なんだネムか。おい様子がおかしいな。それとも脳みそお花畑にでもなったか?」
「す、好き好き大好き好き〜っ(違うわよ!わかるでしょ!魔法よ魔法!)」
「泣くほど好きか。そうかそうか」
馬鹿にして!態とらしくヨシヨシ頭撫でないで!バカ!!
「す、すき……」
「ふっ、可愛いやつだな。ずっとそうしとくか?」
「好き〜っ!(ダメよっ!そんなの!助けてよ!)」
「わかってるよ。魔法だろ。しかし何の魔法だ?紙にも書けねえの?」
そうだわ!紙!書けばいいのよ!簡単なことね!とても!
『貴方のことが大大大大好き』
「ダメだなこれ」
「す、好き〜っ!大好き!(どうしてぇ!?)」
「このままでよくねぇ?」
「好き好き好きっ!(良いわけないでしょ!馬鹿!)」
「怒るな怒るな。あれだろ。魔法ってことだな。うん。うん。そりゃあ大変だな。」
「す、好き(ウルフくん)」
「……やっぱこのままでよくね?」
「すきぃっ!!すき!!だーーいすき!!っ、!!あいしてるっ!!(良いわけないでしょ!ばか!ばかっ!!」
「殴るなよ」
「まぁ、あれだな。こう言うのはキスしたら治る」
「す、好き!?(何その理論!?)」
「ケイゴの持ってる本にも書いてたぜ」
「好きっ!!好き好き好き好きっ〜!!(何よその偏った思想の本!捨てなさいよ!!)」
「あ?何?とりあえずしろって言ってるか?」
「す、好き、だ、大好きっ!(ま、待って!ダメよ!そう言うのはほら!付き合ってからって言うか、ほら、順序を踏まなきゃダメ!)」
「おう。わかった。ささっとすりゃあ良いよな」
「す、好きっ!!好き〜!!(だ、ダメ〜っ!そう言うの!いけないわ!)」
ぎゅぎゅ〜っと目を瞑る私、近づいてくる気配!

「嘘だよ、バーカ」

反射的に出た手を引くにはすでに遅かった
「だめったら、ダメっ〜!!」
「うぉわっ!?!?!?」
「い、いひゃいよねむちゃん」
「す、好き!違う!間違えた!ごめんなさい!」
「え、今俺瞬間的に振られた?」
「知らないっ!」

この後好き好き魔法の魔女は町中を好き好きゾンビで溢れさせたとか溢れさせてないとか。
2024/10/06 12:32:26

刹那的でも


次の約束が果たされるかもわからない目が覚めた時、
もし、思い描いた人が目の前にいたのならそれはとても幸福なんじゃないか?
「よぉ」
別に普通で。あたりきたりで。お前にとっては何のことはないんだろうけど、それでも。
お前が三日月を連れて会いに来たと思うと、悪くない気分だった。
#ウルネム   #ウィッチウォッチ
2024/10/03 00:34:40

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